iPad Air(2020)で仕事はできるか(私見)

環境を作らないとやらないので

iPad Air(2020)とMagic Keyboardを導入しました。
ただ家ではiMacがあるので、もっぱらキーボードは使いません。
スタンド代わりにするには高い買い物です。
※初出時、「iPad Air(2021)」と気の早い表記になっていたのを修正しました。恥ずかしい。

そんな折、1週間ほど外で仕事をする機会があったので、普段持ち歩いているMacbookを家に置いて、iPadのみで出かけてみました。

ついでにノートつけもデジタル化してしまおう

打ち合わせの時は、紙のノートにメモを取っているのですが、報告書作成以外にあまり読み返すことはなく、結果として報告書の内容で進捗を思い出しているのでなおさら使わない状態。ほんのたまに過去のノートを探すこともありますが、日付はつけているものの探しづらいです。

いっそのことこれも全部デジタル化してみるか!と、Apple Pencilと取り外しができる(着脱可能)紙感触という画面フィルムを入手(貼るカバータイプもありますが、貼ったままだと当然画面は見づらくなるので)。

カバーの方は結構ぴったりくっ付きます。
端の方が描きづらい(ベゼル部分に貼り付けるため)とのレビューもありましたが、絵描きの人には辛いかもしれませんが、文章メインではそれほど気になりませんでした。

以下やってみた今までの感想です。

メリット

軽い・手軽

これに越す利点はありません。またMacbookをカバンから出して、ケースから出して、ケーブルを繋いで、電源を繋いで・・・という手間がなく、カバンから出してケースを開くだけというのは気楽です。

デメリット

アプリが探しにくい

テストも兼ねて色々入れてしまっているので、使いたい時に使いたいアプリが見つかりません。都度検索するのも面倒だし・・・。
あとは他のアプリが見えてしまうことで、気が散りやすいこともわかりました。アプリの整理の問題かもしれません。

Apple Pencilとキーボードは同時に使わない(使えない)

画面を見ながら、ノートを取れないんですよね・・・
マルチタスクでノートとブラウザは並べられますが、キーボードつけたままペンは使いづらいです・・・

Gmailのラベルが貼りづらい

PCであればドラック&ドロップでフォルダに格納(ラベル貼り+アーカイブ)できるのですが、ラベルのところは隠れています・・・
一気にアーカイブや既読にするのも長押しが必要だったりで一手間多いです。

トラックパッドのジェスチャーが便利だけど狭い

じっくり触るようになって初めて3本指・4本指ジェスチャーが使えるのを知りました。
指3本上にスワイプでホームに戻ったりできるのか!(今まで画面下の棒を指で動かしてました)

ただやっぱりこのスペースだとピンチとかはしづらいですね・・・

メニューバーのクイックショートカットなどがない

DayOneをメモがわりに活用しているのですが、Macだとちょっと書き留めておきたい時にメニューバーのところから書けるのですが、iPadだとアプリを立ち上げないといけないので・・・

Webサイトのソースが出せない

ソースを見られるアプリを使わなければならないのは、機動性に欠けてしまいます。
ChromeでURLにview-source:をつければ見られる?との情報もありましたが確認できませんでした。

フィルムが持ち運びにくい

フィルムをしまう収納ケースも付いているのですが、ペラペラなのでカバンに入れていたら少し折れ曲がってしまいました(これについてはiPadケースに挟むという芸当を発見しました)。

フォルダからファイルを探すという概念がないので、見つかりづらい

ようやく「ファイル」アプリができたり、USBメモリやOneDriveなどの外部ストレージにもアクセスできるようになったので、大分利便性は上がったのですが、ファイルを探す際にディレクトリ構成で探さなければならない(概念的にはコマンドプロンプトで階層間を移動しているかのような)のは結構ストレスであることがわかりました。

Excelが思うように動かせない

ざっくり範囲指定してドラッグで動かせないとか、リボンが小さくなってどこに何があるのかさっぱりわからないとか、悶絶しています。慣れの問題かもしれませんが。

バッテリーが1日もたない

今までのiPadでは特に気にならなかったのですが(数日使ってもバッテリーが持つ)、Airになって妙に電源消費が早くなったような?Macbook並にバッテリーが減ってゆきます。 キーボードなどのアクセサリをつけているせい?

(わかっていたことですが)仕事によって向き不向きがある

結局当たり前の結論になってしまいました。
上記のデメリットに加えて大きな制約として、 

・(1画面に)2つまでしか同時に立ち上げられない(アプリが切り替えづらい)
・情報量が限られる

点が生産性がどうも上がらない原因かと思います。

赤字いれ、ノートをとる、テキストを書く、動画を編集するといった単一タスクであれば、問題なく、むしろ情報量を限定することで効率が上がることもありますが、何かを調べながらとか作りながらとか、アプリ間を連携するとなると嫌にも応にもPCに軍配が上がります。

仕事で使うならまずはアプリの整理から

またどこでも、すぐ仕事が始められるのは大きなメリットですが、アプリがいっぱいあると気が散ってしまいます。
(この文章も書き始める前にも2時間くらい寄り道してしまいました)
生産性を上げるならまずはアプリの整理から、ですね。
(あの長押しで動かしてページ間移動するかと思うと気が狂いそうですが。前はPCのiTiunesでできたのに!)

ノートアプリについてもいろいろ試していますが、一長一短で・・・
アノテーションはPDF Expartを使ってみましたが、若干ラグがありました。iPad Proだとサクサクなのかな?
ノートは結局GoodNotesに落ち着くのでしょうか。

もうしばらく色々試してみたいと思います。

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