いよいよ10月1日到来・・・!
消費税率改定の日がいよいよ近づいて来ました。
Airレジから消費税の軽減税率対策は済みましたか?とメールが何回も来るので重い腰を上げ、管理画面から設定画面へのリンクを押してみると・・・
商品ごとに「標準税率」「軽減税率」「注文時に選択」を選んで設定する画面になりました。
これ1個1個手作業でやるの?商品数膨大な店はどうするの?と思ったら、一応CSVでの一括更新にも対応しているようです。
商品情報の一括登録・編集(商品件数1,000件未満の場合) – Airレジ – FAQ –
商品情報の一括登録・編集(商品件数1,000件以上の場合) – Airレジ – FAQ –
商品登録時のデフォルト設定(「標準税率」「軽減税率」「注文時に選択」)も設定できるようです。
10月1日からの店舗オペレーションはどうなるのか
同時に「キャッシュレス・消費者還元事業」も開始されますが、税率が都合6通りあるわけで。。。
① キャッシュレス5%適用店でキャッシュレス決済で軽減税率対象の食料品を買い物する
消費税8%-ポイントバック5%=3%
② キャッシュレス5%適用店でキャッシュレス決済で外食や買い物する
消費税10%-ポイントバック5%=5%
③ キャッシュレス2%適用店(中小企業のフランチャイジーなど)でキャッシュレス決済で軽減税率対象の食料品を買い物する
消費税8%-ポイントバック2%=6%
④ キャッシュレス2%適用店(中小企業のフランチャイジーなど)でキャッシュレス決済で外食や買い物する
消費税10%-ポイントバック2%=8%
⑤ キャッシュレス適用外(大手企業など)の店舗や、現金で軽減税率対象の食料品を買い物する
消費税8%
⑥ キャッシュレス適用外(大手企業など)の店舗や、現金で外食や買い物する
消費税10%
おまけにPayPayではこれとは別にボーナスポイント5%付与されるとか、訳がわかりません。
(追記:ボーナスポイントが適用されるのはキャッシュレス還元「5%」の掲示がある店だけです。つまりコンビニは対象外!)
さらには事務局のホームページでは「消費者還元事業」本事業は、消費喚起を目的とするものであることから、高額取引の排除を目的に一律の上限を設けることはしない。」とあるのですが、PayPayだと1回/月のポイント付与上限額が25,000円相当だとか、複雑すぎる・・・
(とは言え、50万円の買い物してやっと25,000円バック、しかも車とか家(新築)とかの購入は対象外なので!)
*補足:PayPayの決済上限が1日50万円まででした
https://cashless.go.jp/assets/doc/gaiyou_cashless_kessai.pdf
キャッシュレス還元参加店舗になるには登録が必要です
「キャッシュレス・消費者還元事業」に参加するには、決済事業者別(クレカ、電子マネーmPayPay、Line Payなど)に店舗別に参加申請しなければならないとか(PayPayではポイントバックされるけどクレカではダメというケースも想定されます)、もう意味がわかりません。
(新規登録はその際に店舗登録されるのでまだマシですが、循環取引など不正防止の意味もあるのでしょうが、事務局の手間がかかりすぎて10月1日に間に合わないお店も出てくる模様です。多分事務局では連休返上での突貫作業でしょう。。。
その辺りのバタバタ振りは参加店舗が6000ページ超えのPDFに掲載されていた一件をみてもよくわかります
→今日見たら一応マップにはなっていたのですが、決済方法が主体となっているので「PayPayが使えるお店」より輪をかけて不便です笑)