(更新)BASE、Stores.jpではキャッシュレス・消費者還元事業に対応できなさそう→PayPal対応、Jimdoなら行けそう

追記:PayPalがキャッシュレス・消費者還元事業に登録されました。Jimdo連携なら行けそうです。

キャッシュレスなら5%ポイント還元!(ただし諸条件あり)

10月1日からの消費税率2%アップ(巷では8%→10%なので25%増税だ!とも)に合わせて、キャッシュレス決済なら5%(フランチャイズは2%)のポイントが還元される、なんだかよくわからないキャッシュレス・消費者還元事業。
(いつも思うのですが、官僚のみなさんが頭が良すぎて、1つの事業に目的を2つも3つも合わせてしまうので、結果として使い方も効果もよくわからなくなることが多々あります。増税時の消費心理の冷え込み、インバウンドの強化も含めたキャッシュレスの推進、お金の流れの見える化と消費税課税事業者の取り込みがごっちゃになっています)

ポイント還元店舗は全体の約1/4?

さらにややこしくしているのが、あらかじめ中小事業者の店舗が対象キャッシュレス決済事業者を通じてこの事業の事務局に登録していないと対象にならない点。PayPay入れていても、申請していなければ+5%還元とはなりません。

申請済店舗(登録済みでないところがポイント)が8月21日の時点で431,682店(事務局発表)。
一般社団法人キャッシュレス推進協議会 地域別の登録申請数及び事務局審査を通過した加盟店一覧

これに対し対象となりそうな中小事業者数は2016年の時点で、約163万社。

小売業 623,072
宿泊・飲食サービス 509,698
生活関連サービス業,娯楽業 363,009
複合サービス事業 3,375
サービス業(他に分類されないもの)130,065

出典:中小企業庁 中小企業の企業数・事業所数

26.5%が申請済と相成りました。ただこれは「事業者数」であり、「事業所数」ではないのでもっと下がりそう。

おまけに複数決済事業者との契約があれば、契約先ごとに登録しないとダメ。
PayPayとLINEペイとクレジットカードを入れていれば、3社それぞれ登録の必要があります。

お値打ちカートでは還元対象になれない

PayPalもStripeも対象決済事業者に登録されておらず、ポイント還元対象外!

ネットショップの決済でも、(登録済みの事業者への)キャッシュレス支払で還元の対象になります。
(事業者は決済手数料の1/3が補助対象になります)

が、カートが対応している決済事業者が対応していないと恩恵には与れません。

Jimdoで使えるキャッシュレス決済手段はPayPalとStripe

PayPalは仮登録の際はエントリーされていたはずなのですが、「現在未定」とのこと、10月1日には間に合いそうもありません。
→登録されました
キャッシュレス・消費者還元制度へのお申込み|PayPal(ペイパル)-ビジネス向け

基本、固定費のないBASEかんたん決済もStores.jpもなんのアナウンスもないですね。
Yahooショッピングとか準備しておいた方が良いのでしょうか。1ヶ月じゃどうにもなりませんが。

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